乙:I feel lost
Spun around
In the wild, in the wild
With a blindfold on
出典:Haarm – In the Wild Lyrics | Genius Lyrics
感想:前置詞で文を終えてはならないそうですが、このonは副詞でしょうか。
今日の問題は、新司法試験プレテスト民事系第37問アとイとエです。
ア.譲渡される営業により生じた債務について譲受人が免責的債務引受をすることに債権者が同意しない場合には,譲渡人は,譲渡した財産の価額を限度として債権者に対して弁済する責任を負うことになる。
イ.譲受人が譲渡人の商号を続用する場合には,譲渡される営業により生じた債務については,譲受人が債務引受をしていないときでも,譲受人が債務の弁済の責任を負い,譲渡人は債務を免れる。
エ.譲渡される営業により生じた債権が営業譲渡に際して譲受人に移転されなかった場合でも,譲受人が商号を続用するときは,債権譲渡があったものとみなされ,債務者は譲受人に弁済しなければならない。
甲先生、よろしくお願いします!
甲:アについて
「譲受人が譲渡人の債務について弁済の責に任ずるときも,譲渡人は本来の債務者として弁済の義務がある。」
落合誠一『商法Ⅰ 総則・商行為〔第6版〕』133頁
イについて、商法17条1項は
「営業を譲り受けた商人(以下この章において「譲受人」という。)が譲渡人の商号を引き続き使用する場合には、その譲受人も、譲渡人の営業によって生じた債務を弁済する責任を負う。」
と、規定しています。
エについて、商法17条4項は
「第一項に規定する場合において、譲渡人の営業によって生じた債権について、その譲受人にした弁済は、弁済者が善意でかつ重大な過失がないときは、その効力を有する。」
と、規定しています。
したがって、上記記述は、アもイもエも誤りです。