刑事裁判の歴史と展望あれこれ💖

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しほうちゃれんじ 1381

乙:I never was so good before

出典:https://genius.com/Barrie-drag-lyrics

感想:I have never been so good beforeとすると学校で習った形ではないかと思います。


今日の問題は、新司法試験プレテスト民事系第53問アとエです。

株式会社の貸借対照表に関する商法施行規則上の規律に関する(中略)
ア.貸借対照表の資産の部は,流動資産・固定資産・繰延資産の三つの部からなる。
エ. 金銭債権は,債務者の資産状況が悪化し,回収不能となるおそれがあっても,貸借対照表上は,債権額全額を資産として計上することができる。


甲先生、よろしくお願いします!


甲:アについて、会社計算規則74条1項、2項は

「資産の部は、次に掲げる項目に区分しなければならない。この場合において、各項目(第二号に掲げる項目を除く。)は、適当な項目に細分しなければならない。
一 流動資産
二 固定資産
三 繰延資産
2 固定資産に係る項目は、次に掲げる項目に区分しなければならない。この場合において、各項目は、適当な項目に細分しなければならない。
一 有形固定資産
二 無形固定資産
三 投資その他の資産」

と、規定しています。


エについて、会社計算規則5条4項は

「取立不能のおそれのある債権については、事業年度の末日においてその時に取り立てることができないと見込まれる額を控除しなければならない。」

と、規定しています。


したがって、上記記述は、アが正しく、エが誤りです。