刑事裁判の歴史と展望あれこれ💖

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しほうちゃれんじ 1412

乙:LET'S HAVE A LOOK AT YOU DEAR

出典:https://youtu.be/m-Ws_CGpryk

感想:take a look atというのも聞いたことがありまあう。


今日の問題は、司法試験平成25年民事系第48問イとウです。

イ.合同会社の業務を執行するに当たって不正の行為をした社員は,他の社員の全員の同意によって除名することができる。
ウ.合名会社の社員が会社の債務を弁済する責任を負う場合には,その社員は,会社が主張することができる抗弁をもって会社の債権者に対抗することができる。


甲先生、よろしくお願いします!


甲:イについて、会社法859条3号前段は

「持分会社の社員(以下この条及び第八百六十一条第一号において「対象社員」という。)について次に掲げる事由があるときは、当該持分会社は、対象社員以外の社員の過半数の決議に基づき、訴えをもって対象社員の除名を請求することができる。
三 業務を執行するに当たって不正の行為をし、又は業務を執行する権利がないのに業務の執行に関与したこと。」

と、規定しています。


ウについて、会社法581条1項は

「社員が持分会社の債務を弁済する責任を負う場合には、社員は、持分会社が主張することができる抗弁をもって当該持分会社の債権者に対抗することができる。」

と、規定しています。


したがって、上記記述は、イが誤りで、ウが正しいです。