乙：It's an empire state, it's a state of mind (Yeah)
出典：https://genius.com/Tkay-maidza-nights-in-december-lyrics
感想：アルクによると、Empire Stateは、米国ニューヨーク(New York)州のニックネームです。
今日の問題は、令和４年司法試験民法第15問アです。
甲土地上の法定地上権の成否に関する（中略）
ア．甲土地及びその土地上の乙建物を所有していたＡが、甲土地に抵当権を設定した後に、乙建物を第三者に譲渡した。その後、抵当権が実行されＣが甲土地を取得したときは、法定地上権が成立する。
甲先生、よろしくお願いします！
こ、甲先生！？
甲：がちゃ。はずれたね。。
乙：大連判大正12年12月14日は
「土地及其ノ上ニ存スル建物ノ所有者カ土地又ハ建物ノミヲ抵当ト為シ其ノ一カ抵当権ニ基キ競売セラレ二者其ノ所有者ヲ異ニスルニ至リタル場合ニ於テ建物ノ所有者ハ土地使用ノ権利ナキノ故ヲ以テ建物ヲ収去スルヲ免レスト為サンカ建物ノ利用ヲ害シ一般経済上不利ナルコト論ヲ俟タス民法第三百八十八条ハ此ノ不利ヲ避ケンカ為ニ建物所有者ニ地上権ヲ附与シタルモノナレハ土地ノミヲ抵当ト為シタル場合ニ於テハ同条ニ依リ地上権ヲ有スヘキ者ハ競売ノ時ニ於ケル建物所有者ナラサルヘカラス其ノ抵当権設定者タルト否トハ問フ所ニ非ス本件宅地ハ其ノ所有者斎田庄之助カ被上告人ノ為ニ抵当ト為シタルモノニシテ競売ノ結果被上告人ノ所有ニ帰シ宅地ノ上ニ存スル丙号建物ハ宅地ヲ抵当ト為シタル当時ニ在テハ庄之助ノ所有ニ属セシモ其ノ後上告人之ヲ買取リ宅地競売ノ当時ハ上告人ノ所有ニ属シタレハ正ニ民法第三百八十八条ノ適用ヲ見ルヘキ場合ニ該当シ上告人ハ同条ニ依リ本件宅地ノ上ニ地上権ヲ有スヘキ者ナリ故ニ原院カ同条ハ抵当ト為シタル土地又ハ建物ノ競売ニ至ル迄二者カ依然同一所有者ニ属スル場合ニ限リ適用アルヘキモノナリトノ見解ノ下ニ上告人ノ地上権取得ヲ否定シタルハ固ヨリ正当ナラス然リ而シテ原院カ上告人ニ本件宅地ヲ占有スルノ権利ナシトシテ上告人ノ占有ヲ不法ナリト為シタル所以ノモノハ主トシテ上告人ヲ以テ前記法条ニ依リテ地上権ヲ有スヘキ者ニ非スト見タルノ点ニ存スルコト其ノ論旨ニ徴シ之ヲ窺知シ得ヘケレハ上告人ヲ以テ不法ニ本件宅地ヲ占有スルモノトシテ被上告人ノ請求ヲ是認シ上告人ニ命スルニ本件宅地中丙号建物ノ敷地及該建物ノ利用ニ必要ナル部分ノ明渡及不法占拠ニ因ル損害ノ賠償ヲ以テシタルハ違法ノ裁判タルヲ免レス」
と、判示しています。
したがって、上記記述は、正しいです。
