乙 鏡よ、鏡。
世界でいちばん美しいのはだあれ?
鏡 それは、甲野太郎(仮名)です。
乙 さすが、甲先生!
今日の問題は
AとBが夫婦の場合,Aが自己の単独名義でCと日常の家事に関して契約を締結して債務を負ったとき,CのAに対する債権の裁判上の請求により,CのBに対する債権の消滅時効も中断する。
甲先生、よろしくお願いします!
こ、甲先生!?
甲 あー、俺。
乙 民法761条本文は
「夫婦の一方が日常の家事に関して第三者と法律行為をしたときは、他の一方は、これによって生じた債務について、連帯してその責任を負う。」
同法434条は
「連帯債務者の一人に対する履行の請求は、他の連帯債務者に対しても、その効力を生ずる。」
と、規定しています。
したがって、上記記述は、正しいです。