刑事裁判の歴史と展望あれこれ💖

刑事裁判の歴史と展望あれこれを広めます https://mementomo.hatenablog.com/entry/39862573

Entries from 2021-05-01 to 1 month

しほうちゃれんじ 1804

乙:今日の問題は、司法試験平成24年公法系第3問アです。出版物の頒布等の仮処分による事前差止めの許否等をめぐる北方ジャーナル事件判決(最高裁判所昭和61年6月11日大法廷判決,民集40巻4号872頁)に関する(中略) ア.裁判所の事前差止めは…

しほうちゃれんじ 1803

乙:今日の問題は、予備試験平成24年憲法第2問イとウです。国会議員の娘の離婚記事の出版差止めを認めた仮処分の保全異議に対する決定(東京地方裁判所平成16年3月19日決定,判例時報1865号18頁)と,その抗告審決定(東京高等裁判所平成16年…

しほうちゃれんじ 1802

乙:今日の問題は、新司法試験平成22年公法系第8問アです。学問の自由に関する(中略) ア.下級裁判所の裁判例の趣旨によれば,文部科学大臣は,国立大学法人の学長の任命に関し, その者を任命することが不適当と認められるときには,国立大学法人の申出…

しほうちゃれんじ 1801

乙:今日の問題は、新司法試験平成20年公法系第4問アです。団体の自律性と構成員の思想の自由に関する最高裁判所の判例の趣旨に照らして(中略) ア. どの政党又は候補者を支持するかは投票の自由と表裏をなすべきものであり,組合員各自が 自主的に決定す…

しほうちゃれんじ 1800

乙:今日の問題は、予備試験平成24年第1問アとウです。憲法第14条第1項に関する(中略) ア.人種とは,身体的特徴によって区別される人類学上の種類であり,国によって人々の身体的 特徴は異なるので,憲法上,国籍差別も人種差別と同様に扱われる。 ウ…

しほうちゃれんじ 1799

乙:今日の問題は、新司法試験平成21年公法系第2問アです。私人間における人権保障に関する(中略) ア.国が行政の主体としてでなく私人と対等の立場から私人との間で個々的に締結する私法上の 契約は,国の統治行動の場合と同一の基準や観念によってこれ…

しほうちゃれんじ 1798

乙:今日の問題は、新司法試験平成18年公法系第3問アとエです。私人間における人権保障に関する(中略) ア. 企業者が特定の思想,信条を有する者をそれゆえに雇い入れることを拒んでも違法ではない のであるから,企業者は入社試験の際に学生運動歴を秘匿…

しほうちゃれんじ 1797

乙:今日の問題は、新司法試験平成19年公法系第11問イウエです。公務員の労働基本権についての判例の動向に関する(中略) イ. 公共企業体等労働関係法における争議権規制の合憲性が争われた全逓東京中郵事件判決(最 高裁判所昭和41年10月26日大法廷…

しほうちゃれんじ 1796

乙:今日の問題は、新司法試験平成19年公法系第2問アです。障害福祉年金の受給資格について国籍要件を課すことは,憲法第14条第1項,第25条に違反しないとした最高裁判所の判決(最高裁判所平成元年3月2日第一小法廷判決,判例時報1363号68頁…

しほうちゃれんじ 1795

乙:今日の問題は、新司法試験平成18年公法系第15問イです。地方公共団体において,日本国民である職員に限って管理職に昇任することができる措置を執る ことは,憲法第14条第1項に違反しないとした最高裁判所の判決(最高裁判所平成17年1月26日大法…

しほうちゃれんじ 1794

乙:今日の問題は、新司法試験平成19年公法系第13問アです。憲法第9条に関する(中略) ア. 政府は,憲法第9条第2項は自衛のために必要な最小限度の実力,すなわち自衛力の保持を禁じていないという立場をとっている。その論拠は,同条第1項は「国際紛争…

しほうちゃれんじ 1793

乙:今日の問題は、司法試験平成24年公法系第12問アとイです。天皇又は皇室に関する(中略) ア.天皇は,精神若しくは身体の疾患又は事故があるときは,国事行為を委任することができる。この場合には,摂政が天皇の名で国事行為を行う。 イ.皇室に財産を…

しほうちゃれんじ 1792

乙:今日の問題は、新司法試験平成22年公法系第13問アです。天皇の地位又は権能に関する(中略) ア.天皇の国事行為に関する最高裁判所の判例によれば,内閣の「助言」とは内閣から天皇への 事前の申出であり,「承認」とは天皇の行為が「助言」の趣旨に合…

しほうちゃれんじ 1791

乙:今日の問題は、新司法試験平成23年公法系第14問イです。主権に関する(中略) イ.主権という言葉は多義的であり,国民主権,国家主権のほかに,国家権力(統治権)そのものを意味する場合もあって,憲法第9条第1項及び第41条で使われている「国権」…

しほうちゃれんじ 1790

今日の問題は、新司法試験平成18年公法系第2問イです。日本国憲法における「主権」の概念に関する(中略) イ. 国民主権の意義を,国家が支配権力を行使する権威のより所(国家権力の正統性)が国民に 由来することと解する立場からすると,国民主権の原理…

しほうちゃれんじ 1789

乙:今日の問題は、新司法試験平成23年公法系第13問アです。憲法の概念に関する(中略) ア.国家統治の基本を定めた法としての憲法を「固有の意味の憲法」と呼び,そのうち国家権力を制限して国民の権利を保障するという思想に基づくものを特に「立憲的意味…

しほうちゃれんじ 1788

乙:今日の問題は、新司法試験平成20年公法系第1問エです。諸種の憲法概念に関する(中略 ) エ. 形式的意味の憲法にはいかなる内容を盛り込むことも可能であるが,歴史的には立憲主義の 成文化を求める動きが憲法典の普及を促進した。日本国憲法はこの経緯…

しほうちゃれんじ 1787

乙:今日の問題は、司法試験平成25年民事系第36問4です。遺留分に関する(中略) 4.遺贈は,遺言者がその遺言に別段の意思を表示したときを除き,その目的の価額の割合に応じて減殺し,贈与は,後の贈与から順次前の贈与に対して減殺する。甲先生、よろし…

しほうちゃれんじ 1786

乙:今日の問題は、新司法試験平成18年民事系第35問イとエです。親権・監護権に関する(中略) イ. 協議離婚に際して,夫婦の間に子がある場合には,親権者のほかに監護権者を定めなければ ならない。 エ. 養子縁組に際して,養子となる者が15歳未満である…

しほうちゃれんじ 1785

乙:今日の問題は、新司法試験平成18年民事系第3問3と4です。3. 使用者は,被用者の加害行為が被用者の職務権限内で適法に行われたものでないこと及び加 害行為時に被害者がそのことを知っていたか,知らないことに過失があったことを証明すれば,責任を…

しほうちゃれんじ 1784

乙:今日の問題は、新司法試験平成22年民事系第26問イです。委任契約に関する(中略) イ.受任者は,委任事務を処理するのに必要と認められる費用を支出したときは,委任者に対 し,その費用及び支出の日以後におけるその利息の償還を請求することができる…

しほうちゃれんじ 1783

乙:今日の問題は、新司法試験平成18年民事系第23問アとエです。第三者のためにする契約に関する(中略) ア. Aが宝石をBに売り,その代金をBがCに支払うとの契約を締結し,Cが受益の意思表示を した場合,BがAの詐欺を理由にこの契約を取り消しても…

しほうちゃれんじ 1782

乙:今日の問題は、新司法試験平成19年民事系第20問アウエオです。弁済による代位に関する (中略) ア. 後順位抵当権者は,先順位抵当権者の被担保債権を代位弁済したときは,債権者に代位して 先順位抵当権を取得する。 ウ. 代位弁済者が弁済による代位に…

しほうちゃれんじ 1781

乙:今日の問題は、司法試験平成28年民法第21問アイウエです。ア.賃借人の保証人は,賃貸借契約が更新された後の賃料債務についても保証債務を負うが,賃 料不払によって賃貸借契約が解除された場合,賃借人が目的物を返還しないことにより賃貸人 に与えた…

しほうちゃれんじ 1780

乙:今日の問題は、司法試験平成26年民事系第18問4です。Aに対し,BCDが等しい負担部分で300万円の連帯債務を負っている場合に関する(中略) 4.Bのために消滅時効が完成しても,C及びDは,Aに対し,300万円の連帯債務を負う。甲先生、よろ…

しほうちゃれんじ 1779

乙:今日の問題は、新司法試験平成19年民事系第15問オです。根抵当権でない抵当権に関する(中略) オ. Xが所有する甲不動産について,Yに対して抵当権を設定して金銭を借り入れるとともに, Aが,XのYに対する借入れ債務を担保するため,Yとの間で連…

しほうちゃれんじ 1778

乙:今日の問題は、新司法試験平成21年民事系第13問ウです。質権は,譲り渡すことができない物についても設定することができる。甲先生、よろしくお願いします! こ、甲先生!? 甲:you said you loved me but you had to walk away and i just looked at t…

しほうちゃれんじ 1777

乙:今日の問題は、新司法試験平成20年民事系第12問5です。動産についての留置権と質権に関する(中略) 5. 留置権者は債務者の同意があれば,また,質権者は質権設定者の同意があれば,いずれもそ れぞれ担保物を賃貸することができる。甲先生、よろしく…

しほうちゃれんじ 1776

乙:今日の問題は、司法試験平成27年民法第7問オです。不動産登記に関する(中略) オ.AがB所有の乙土地を占有し,取得時効が完成した場合において,その取得時効が完成する 前に,Cが乙土地をBから譲り受け,その取得時効の完成後にCが乙土地の所有…

しほうちゃれんじ 1775

乙:今日の問題は、新司法試験平成19年民事系第11問3と5です。3. AがBの所有する未登記建物を買い受け,その後その建物についてB名義の所有権保存登記 がなされた後,BがCにこれを売却しその旨の登記をした場合,Aは,Cに対しその所有権を 取得し…