刑事裁判の歴史と展望あれこれ💖

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しほうちゃれんじ 610

乙:今日の問題は、2問あります。

イ. 組合員は,除名された場合であっても,持分の払戻しを受けることができる。
ウ. 組合員は,組合の債権者に対し,互いに連帯して債務を履行する責任を負う。


甲先生、よろしくお願いします!

こ、甲先生!?

甲:ねたぎれ。。


乙:イについて、民法681条は

「脱退した組合員と他の組合員との間の計算は、脱退の時における組合財産の状況に従ってしなければならない。
2 脱退した組合員の持分は、その出資の種類を問わず、金銭で払い戻すことができる。
3 脱退の時にまだ完了していない事項については、その完了後に計算をすることができる。」

ウについて、民法675条は

「組合の債権者は、その債権の発生の時に組合員の損失分担の割合を知らなかったときは、各組合員に対して等しい割合でその権利を行使することができる。」

と、規定しています。


したがって、上記記述は、イが正しく、ウが誤りです。