乙:今日の問題は、令和3年司法試験民法第15問アです。
債務不履行による損害賠償に関する(中略)
ア.債務不履行に関して債権者に過失があった場合には,裁判所は,これを考慮して損害賠償の責任自体を否定することができる。
甲先生、よろしくお願いします!
こ、甲先生!?
甲:I spend all day putting out fires
Listening to choirs singing
出典:https://youtu.be/HEO3vmxjoa0
感想:アルクによると、run around all day putting out fires caused by~が原因で起こった火を一日中消して回る、などの意味です。
乙:民法418条は
「債務の不履行又はこれによる損害の発生若しくは拡大に関して債権者に過失があったときは、裁判所は、これを考慮して、損害賠償の責任及びその額を定める。」
と、規定しています。
「過失相殺の結果,責任を否定することも可能」
内田貴『民法Ⅲ 第3版 債権総論・担保物権』169頁
したがって、上記記述は、正しいです。