刑事裁判の歴史と展望あれこれ💖

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しほうちゃれんじ 2534

乙:今日の問題は、令和4年予備試験行政法第21問イです。

 

当事者訴訟に関する教員と学生による以下の対話中の次のアからエまでの【 】内の各記述について、法令又は最高裁判所の判例に照らし(中略)
教員:行政事件訴訟法第4条は、当事者訴訟として、「当事者間の法律関係を確認し又は形成する処分又は裁決に関する訴訟で法令の規定によりその法律関係の当事者の一方を被告とするもの」と「公法上の法律関係に関する確認の訴えその他の公法上の法律関係に関する訴訟」の二つの類型を規定しています。これから、前者を「形式的当事者訴訟」、後者を「実質的当事者訴訟」と呼ぶこととしますが、(中略)
教員:処分又は裁決をした行政庁が、当該処分又は裁決に関する形式的当事者訴訟が提起されたことを把握するための仕組みは設けられていますか。
学生:(イ)【はい。形式的当事者訴訟が提起された場合には、被告は、当該処分又は裁決をした行政庁が所属する国又は公共団体に対し、遅滞なく、その訴訟の告知をしなければならないとされています。】

 

甲先生、よろしくお願いします!

こ、甲先生!?

 

甲:Smoke, drink, and dance to Bennie and the Jets

 

出典:https://genius.com/Molly-payton-corduroy-lyrics

 

感想:アルクによると、dance toは、~に合わせて踊る、という意味です。

 

乙:行政事件訴訟法39条は

 

「当事者間の法律関係を確認し又は形成する処分又は裁決に関する訴訟で、法令の規定によりその法律関係の当事者の一方を被告とするものが提起されたときは、裁判所は、当該処分又は裁決をした行政庁にその旨を通知するものとする。」

 

と、規定しています。

 

 

したがって、上記記述は、誤りです。