乙:今日の問題は、令和3年司法試験民法第7問オです。
物権変動に関する次のアからオまでの各記述のうち,判例の趣旨に照らし(中略)
オ.地役権の要役地の所有権を単独で相続した者は,地役権設定行為に別段の定めがないときは,その土地の地役権も相続する。
甲先生、よろしくお願いします!
こ、甲先生!?
甲:I never thought I would make it to 30
出典:https://youtu.be/imqkX5jYA6w?feature=shared
感想:アルクによると、make it to 100は、100歳まで生きる、という意味です。
乙:民法281条は
「地役権は、要役地(地役権者の土地であって、他人の土地から便益を受けるものをいう。以下同じ。)の所有権に従たるものとして、その所有権とともに移転し、又は要役地について存する他の権利の目的となるものとする。ただし、設定行為に別段の定めがあるときは、この限りでない。
2 地役権は、要役地から分離して譲り渡し、又は他の権利の目的とすることができない。」
と、規定しています。
したがって、上記記述は、正しいです。