乙:甲先生と、「キタキツネ物語」を観て、自然界の厳しさを学びたいです。
今日の問題は、予備試験からで、2択です。
Aが所有して占有する動産を奪ったBが,この動産をCに売って引き渡した場合について,(中略)
(1) AがCに対して占有回収の訴えを提起することができる場合の説明として判例の趣旨に照らし正しいものは,次のうちどれか。(中略)
1.Cが,Bが動産の所有者でないことを過失により知らなかったとき。
2.Cが,Bによる占有侵奪の事実を知っていたとき。
甲先生、よろしくお願いします!
こ、甲先生!?
甲:いや。。
乙:民法200条2項は
「占有回収の訴えは、占有を侵奪した者の特定承継人に対して提起することができない。ただし、その承継人が侵奪の事実を知っていたときは、この限りでない。」
と、規定しています。
したがって、上記記述は、2が正しいです。