乙：今日の問題は、令和３年司法試験民法第23問ウです。
ＡＢ間の売買契約において，売主Ａが買主Ｂに対して引き渡した目的物の数量が不足しており，契約の内容に適合しない場合の買主Ｂの権利に関する（中略）
ウ．数量の不足がＢの責めに帰すべき事由によって生じた場合，不足分の引渡しが可能であっても，Ｂは不足分の引渡しを請求することができない。
甲先生、よろしくお願いします！
こ、甲先生！？
甲：Know that every time I love it might pull the rug out
出典：https://youtu.be/bziyln8NbDM
感想：アルクによると、pull the rug out from underは、（人）への援助を急にやめる、などの意味です。
乙：民法562条は
「引き渡された目的物が種類、品質又は数量に関して契約の内容に適合しないものであるときは、買主は、売主に対し、目的物の修補、代替物の引渡し又は不足分の引渡しによる履行の追完を請求することができる。ただし、売主は、買主に不相当な負担を課するものでないときは、買主が請求した方法と異なる方法による履行の追完をすることができる。
２ 前項の不適合が買主の責めに帰すべき事由によるものであるときは、買主は、同項の規定による履行の追完の請求をすることができない。」
と、規定しています。
したがって、上記記述は、正しいです。
