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しほうちゃれんじ 2750

乙:今日の問題は、令和3年司法試験憲法第15問アです。

 

内閣及び内閣総理大臣に関する(中略)
ア.内閣の総辞職について定める憲法第70条の「内閣総理大臣が欠けたとき」には内閣総理大臣の辞職の場合を含まないとする見解によっても,その首長たる地位に鑑みれば,内閣総理大臣が辞職したときには,内閣は総辞職しなければならない。

 

甲先生、よろしくお願いします!

こ、甲先生!?

 

甲:When you know me
Better than I know
The back of my hand

 

出典:https://youtu.be/wlO8xYPjE4w?feature=shared

 

感想:アルクによると、know ~ like the back of one's handは、~をよく知っている、などの意味です。

 

乙:憲法70条は

 

「内閣総理大臣が欠けたとき、又は衆議院議員総選挙の後に初めて国会の召集があつたときは、内閣は、総辞職をしなければならない。」

 

と、規定しています。

 

「内閣総理大臣の辞職は,70条の「内閣総理大臣が欠けたとき」には含まれないとする見解によっても,内閣総理大臣は首長たる地位を有するため,首長たる内閣総理大臣が辞職したときには,直ちに内閣の同一性が喪失し,内閣の総辞職を伴うと解するのが議院内閣制にもかなうと解されている。」

 

株式会社 東京リーガルマインド『司法試験&予備試験 単年度版 短答過去問題集(法律基本科目)令和3年』252頁

 

 

したがって、上記記述は、正しいです。