乙:今日の問題は、令和3年予備試験刑事訴訟法第18問エです。
接見に関する次のアからオまでの各記述のうち,誤っているものの組合せは,後記1から5までのうちどれか。ただし,判例がある場合には,それに照らして考えるものとする。(中略)
エ.弁護人は,検察官のした接見指定について,裁判所にその処分の取消し又は変更を請求することはできない。
甲先生、よろしくお願いします!
こ、甲先生!?
甲:So don't ever wake me up
'Cause I tried to make you go
And sleep you off my mind
出典:https://genius.com/Black-honey-cut-the-cord-lyrics
感想:アルクによると、sleep offは、眠って~を取り除く、などの意味です。
乙:刑事訴訟法430条1項は
「検察官又は検察事務官のした第三十九条第三項の処分又は押収若しくは押収物の還付に関する処分に不服がある者は、その検察官又は検察事務官が所属する検察庁の対応する裁判所にその処分の取消又は変更を請求することができる。」
同法39条3項は
「弁護人を解任するに当たつては、被告人の権利を不当に制限することがないようにしなければならない。」
と、規定しています。
したがって、上記記述は、誤りです。