ウルフ・サーガと比べてしまうのが、この本です。
捕鯨反対の方がいらしたら申し訳ないのですが、本としては余り面白くありませんでした。
あくまで主観ですが、ウルフ・サーガの方が、自然を大切に!という著者の思いが伝わってきました。
しかし、海棲哺乳類好きの方(私も含む)にとっては、様々なそれらが出てくるので、良いかもしれません。
私はシャチ好きなのですが、シャチの扱いが今ひとつなのも、この本を好きになれない理由かもしれません。
シャチは絶滅のおそれはありませんから。
絶滅のおそれがある動物を善、絶滅のおそれがない動物を悪として扱うことは、人間中心主義とも思えるのですが。
辛口になってしまいました。
読んだ日:2002年頃