乙:今日の問題は
被害者の同意が問題となる場合としては,一般に以下のような分類がなされている。(中略)第3は,被害者の同意がある場合とない場合が分けて規定され,被害者の同意があると軽い方の罪が成立する場合である。業務上堕胎罪は,この類型に3(e.入る・f.入らない)。
甲先生、よろしくお願いします!
こ、甲先生!?
甲:(トヨタのタンクもいいね。。)
乙:刑法214条前段は
「医師、助産師、薬剤師又は医薬品販売業者が女子の嘱託を受け、又はその承諾を得て堕胎させたときは、三月以上五年以下の懲役に処する。」
同法215条1項は
「女子の嘱託を受けないで、又はその承諾を得ないで堕胎させた者は、六月以上七年以下の懲役に処する。」
と、規定しています。
したがって、e.が正解です。