乙:甲先生と、教室で消しゴムを転がす夢を見ました。
今日の問題は、2問あります。
A(30歳)B(30歳)夫婦が,婚姻していないC(42歳)とD(42歳)の間の子E(4歳)を養子にする場合において,CはEを認知し,DはEの親権者であることを前提として,(中略)
エ.AB夫婦がEとの間で普通養子縁組をした場合においては,DE間の親族関係は存続するが, CE間の親族関係は終了する。
オ.AB夫婦とEとの間で特別養子縁組が成立した場合においては,CE間及びDE間の親族関係は終了する。
甲先生、よろしくお願いします!
こ、甲先生!?
甲:ころころころ。。
乙:エについて、
「縁組の日から養子は養親の嫡出子となり(809条),養親の血族との間に法定血族関係が発生する(727条).(中略)実親との親子関係は存続する.」
内田貴『民法Ⅳ 補訂版 親族・相続』267-268頁
オについて、民法817条の9本文は
「養子と実方の父母及びその血族との親族関係は、特別養子縁組によって終了する。」
と、規定しています。
したがって、エは誤りで、オは正しいです。