刑事裁判の歴史と展望あれこれ💖

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しほうちゃれんじ 2260

乙:I'm riding high, I'm watching over silent things

 

出典:https://genius.com/Tennis-one-night-with-the-valet-lyrics

 

感想:アルクによると、ride highは、好調である、などの意味です。

 

 

今日の問題は、令和4年司法試験民法第18問イです。

 

AのBに対する債権を保全するための債権者代位権に関する(中略)
イ.BがCに対する金銭債権の支払を求めて訴えを提起しているときは、Aは、BのCに対する金銭債権を代位行使することができない。

 

甲先生、よろしくお願いします!

こ、甲先生!?

 

甲:さんたさたん。そだてたね。。

 

乙:最判昭和28年12月14日は

 

「 所論債権者代位権の行使は、債務者がみずから権利を行使しない場合に限り許さ
れるものと解すべきである。債務者がすでに自ら権利を行使している場合には、その行使の方法又は結果の良いと否とにかかわらず、債権者は、債務者をを排除し又は債務者と重複して債権者代位権を行使することはできない。債権者代位権という制度の本質から見て、かく解するのが相当である。若し、所論のごとく債務者自らがその権利を行使するに当り不十分、不誠実、不適当な場合には、債権者は補助参加により、さらに場合によつては当事者参加によつて、自己の権利保全をすることもできるし、事情によつては詐害行為として取消を請求することもできるのである。それ故、必ずしも所論のいうように原審のごとく解することが、債権者の保護に欠けるものとすることはできない。」

 

と、判示しています。

 

 

したがって、上記記述は、正しいです。